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微分音の使用例を「にんじゃりばんばん」に見る [アルバム紹介]

PaulMauriat.jpg 先日私は、おフザケ系の曲をリリースした所でありまして、それがポール・モーリアで有名な「そよ風のメヌエット」を和楽器アレンジしたモノでした。メインのメロディは琴の音を使って、三味線やら尺八も用いてアレンジしたのでありますが、抑もこの手のアイデアが浮かんだ理由というのが、テレ朝さんの番組中で「美文字ランキング」の時に使われるBGMにヒントを得たモノでして(笑)、あのBGMを聴いているとついつい私のアタマの中にポール・モーリアの「そよ風のメヌエット」の雅楽アレンジが浮かんできてしまい、「思い立ったが吉日」とばかりに制作したモノでありました。


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ブーレーズに学ぶ微分音の実例 - Doubles for Large Orchestra [アルバム紹介]

 扨て、今回は打って変わって微分音の話題を語る事に。しかも現代を生きる耆宿、ブーレーズを語る事になるワケですから、辛口で多弁なブーレーズの著書に劣らずこちらも辛辣に語ろう等とは微塵も思っておりません。師の用いる微分音の実例に、「器楽的」な意味での響きの重要性とその咀嚼の在り方を学び取ろうという切り口で語るモノであり、賞賛ありきで語る事ですので誤解なきようご理解いただきたいと思います。01Boulez.jpg


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短和音の平行 [アルバム紹介]

BTB_GV.jpg 前回にチラッとジノ・ヴァネリの「Brother To Brother」を語ったので、この機会にジノ・ヴァネリの希代の名曲について語るのもイイかなと思い、語るコトに。


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ピカルディの3度とは!? [飛び道具]

 扨て、前回までは数々の「アウトサイド」な音への脈絡を見付けようとする「ひとつの」例を挙げていたワケですが、旧来の和音進行の体系に対して易々と置換出来るモノでもなく、ただ単純に別の脈絡(縁遠いであろう調的関係の意)を探る道筋を見付けて、その後は自力で組み立てなくてはならないという厳しさは備えてしまっているかと思います(笑)。つまり、●●のコードの時には△△のスケールを当て嵌めればどうにかなるんだ!という体系化とは全く異なるモノなので、楽典のイロハを覚えている最中の人には全く無縁の類だったりするかもしれません(笑)。


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馴染めぬ和音表記の類 [楽理]

 私がどうしても馴染めぬコード表記のひとつにナンチャラ7sus4(9)という、つまる所7th sus4の体にadd9という類の「セヴンス・サスフォー・アッド・ナインス」という物があります(笑)。近年よく見掛けるコード表記の例ですね。今回は、この和音表記への腑に落ちる理解という側面と、どうしても馴染めぬ側面を語る事に(笑)。


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和声の転音 [楽理]

 扨て、前回の記事の最後の方では三和音の構成音が夫々トニック、サブドミナント、ドミナント等どのような機能を持ち合うのか!?という風にして一望できる譜例も用意しましたが、三和音の構成音の各音の機能をあらためて「睥睨」すると、今度は各機能をひとつずつ持ち合う体も視野に入れる事が可能となり、結果、それは増三和音の体であるという、いわば長三度等音程和音の姿を見せる事にもなるという風に捉える事もできるワケです。


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平仄の符合 [楽理]

 扨て、前回までは中心軸システムを例に挙げ乍らペンタトニックの種類の在り方、チェレプニン音階の組成の在り方、それと調性の在り方という風に順序立てて語ったワケですが、チェレプニン音階が包含している増三和音の「骨格」。これに伴う応用的な部分はこれまで予々語って来ている事なのであらためて語る事は致しません。いずれにしても普段私のブログをお読みになられている方が、よもや左近治が調性を語るとは思いにもよらなんだ、と思われている方も多いかと思います(笑)。


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調域の墨痕 [楽理]

 別にズッコン墨痕♪とか言いたいワケじゃなくてですね、例えばレッド・ツェッペリンのドラマー故ジョン・ボーナム(=ボンゾ)の「The Crunge」(アルバム「聖なる館」収録)のドラミングなどとても顕著ですが、ボンゾのグルーヴのそれは、拍節に対して図太い墨痕淋漓としたような隆々としたグルーヴでグイグイ引っ張る事に加えて独特のノリがあるため、8/9拍子(拍節感としては2/4+3/8+1/4拍子)という拍子ですら変拍子感を想起させぬほどの、まるで4拍子に吸い込まれてしまったかのように図太い墨痕は拍節感をも払拭してしまう程の個性の強いノリ。こういう個性的なプレイというのはとても目を見張るモノがあります。酔っぱらいが千鳥足で転びそうで転ばないという感じにも似ているかもしれませんが、下手な人には表現できず、愚直なまでに奏でる人でも再現不可能な素晴らしい人間業と呼ぶべきプレイの最たる例のひとつではないかと思います。
TheCrunge_Drums.jpg

 ※ブログの初回アップ時にはかねてから私はこのドラム・リフはスネアはツーバスに依るスナッピーの共鳴でしかなく16分音符が5回繋がるキック音だと思っていたのですが、どうもロー・ピッチ・スネアのゴースト・ノートだというコトが判明したので譜例を手直ししておきました。


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音に苦しみ、そしてAt Ease! (no parade rest) [楽理]

 ひとたび器楽的習熟能力(演奏方面の)を高めようとすると、物事を何も知らない子供が少々難儀する物事を教わっている時のにも置換出来る様な苦難を味わうモノであります。耳に届く、磊落に嗜む事の出来る様な音を器楽的に未熟な者が楽器を奏でようとも快楽に値する音を奏でるにはほど遠く、そうした音を追究していると「音楽とは《音が苦》なのか!?」と思い改める必要があるのではないかという位苦労を伴い乍ら技術を習得し、演奏という方面の腕を鍛えつつ耳も軈て磨かれる様になるのでありますが、聴覚や器楽的な音の「配列」というのは一定の情報の仕来りに於いては何らかの情報が有るとばかりに脳神経は「食いついて」くれるものです。


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泣く子はいねぇがぁ!? [アルバム紹介]

 泣く子=マイナー・メジャー9thコードという風に今回は置き換えていただきたいのでありますが(笑)、何処かにマイナー・メジャー9thの体が隠れていないかなーと虱潰しに探ってみるのも面白そうだなと思いまして今回は某曲を題材にする事に。


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鏡像音程和音の魅力 [アルバム紹介]

 扨て、これまで幾度となく取り上げているマイナー・メジャー9thコード。これはそれ自身の5th音から生じる各構成音への音程幅が上と下で鏡像を示すシンメトリカルな構造を確認する事ができるという和音でもあるので幾度となく取り上げているのでありますが、シンメトリカルな構造だから総じて興味深い云々という理由ではなく、それ自身の和声的な響きを好むからこそ私は取り上げているのだという事を先ずはご理解いただきたいと思います(笑)。

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坂本龍一に見る微分音の活用 [楽理]

 扨て、今回は趣向を少し変えて「微分音」の話題を語る事に。


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ウェイン・ショーターに見る等音程和音 [楽理]

 扨て、今回はウェイン・ショーターに依る「等音程和音」の実例を挙げ乍らその魅力を語る事に。

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タグ:音楽理論

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72セント幅で作る音階 [楽理]

 足の甲の故障のため身動きが取れずに忸怩たる思いを強いられている左近治でして、走る事はもとより通常の日常生活の行動ですら苦難を強いられている過酷な状況なのでありますが、こういう事態に陥るとあらためて健康や健全という物を尊びるモノであります。まあ、普段とは異なる体の不具合も手伝ってか、頭の中では普段考えが及ばない様なモノを思い立ったりするモノでして、体を思う様に動かせられないが故にDAW環境の前に居座り、72セントステップの五十音階を作ったりしたモノでした。

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タグ:音楽理論

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