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ベースの原点 [ベース]

私のベース弾き始めというのは1980年頭というコトになるのでありますが、まぁ、巷じゃゲーセンは空前の大ブーム真っ盛り、ルービック・キューブ大流行、ジョン・レノンは暗殺されるわという時代。誰もがウォークマン(初代)を欲しがっていた時でした(笑)。

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ベース選び [ベース]

私のベース選びというのは全く参考にならないかもしれませんが、ベースだからと言って重低音の成分だけがブンブン鳴るような音を欲しているワケではありません(笑)。

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お遊び人生 [ベース]

schooldays_stan.jpgKクリにおいて着信音ワーク始めてかなり月日が経過しますが、当初の着メロ3&4和音という黎明期においても私のアタマの中から、この曲だけはどうしても作りたい!というキモチは常々抱えていたモノがありましてですね、それが、スタンリー・クラークのアルバム「School Days」に収録の

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スピードボール [ベース]

timeexposure.jpg扨て、今回はスタンリー・クラークのブッチブチでゴリゴリなエレベのプレーの打ち込みを繰り広げているワケでありますが、まずは手始めに、ソロ・アルバム「Time Exposure」収録の「Speedball」から語ることに。

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LogicProで [ベース]

扨て、ココんところスティーリー・ダンの「Deacon Blues」を題材に、楽理面の色々な側面を語っていたワケですが、ディーコン・ブルースを例に語ったのは、「たった2拍」という和声的には短い音価の世界にもアレコレ多くを語れるほどの複調的アプローチを見いだせるという所にあらためて着目していただきたかったワケであります。

短和音を基とする世界においても色んな見方ができるってコトで、アウトサイドな世界観を得るための根拠とやらをあらためて探ろうというコトだったワケであります。

ベース弾きだからといって、低い音の単音ばかり聴いているワケじゃねぇ!とまあ、こういう風に思っているベース弾きの方は多いとは思うんですが、だからといって常に低音域で和声かき鳴らすのは少々無謀とも思えるので(笑)、ある意味においてはベース弾きが嘱望する「和声へのコンプレックス」みたいなものが演奏面において昇華させることができれば良いコトではないのかと信じてやみません。

話は変わって、マーカス・ミラー。一時期のスラップ・ベースのムーヴメントとやらはこの人無しに語れないほどではあるんですが、SWRからこんなプリアンプとやらがリリースされたんですねー。知りませんでした。
SWRpreampM2.jpg
20年くらい前にSWRのエンドース、その後EBSと渡ってまたSWRに戻ったんでしょうか!?(笑)。一応、12AX7を2本使ったプリアンプであるらしいのでありますが、SWRのサイトを訪れると少々興味深いYouTubeのリンクがあったりして・・・。

SWR® Marcus Miller Professional Bass Preamplifier (part 1)


SWR® Marcus Miller Professional Bass Preamplifier (part 2)



何が興味深いのかというと、マーカス本人が先のプリアンプを使いながら音色キャラクターをリアルタイムに解説しながら音を出しているという映像が実に興味深い部分であります。

もしもコレが20年前にこんな映像やらがあったらマーカス・ミラー・フリークは挙って群がり入手したのではないかと思えるほどです(笑)。まあ、おそらく値段も4〜5倍の値段付けられて国内に流通したのではないかと思うのですが(笑)。

とはいえ、スティングレイやPBをこのプリアンプにブチ込んで「あの音」が得られる!なんて思う人は居ないと思うんですけどね(笑)。あの音ってぇのは60s JBとは違うリア・ピックアップの位置とフレット形状とバダスIIが決め手だと私は思っておりますが(笑)。リッパー・ベースをブチ込んであの音得ようとする人なんてまず居ないでしょうしね(笑)。

いわゆる「あの音」の秘密とやらが誰もが理解できるようになった今だからこそ、あえてこうしたマーカス本人の解説を含めた映像やらが惜しげもなく公開されるんでありましょう。20年前ならこんな映像にすら法外な値段付けられて売られていたかもしれません(笑)。

まあヒマ潰しに、私もマーカス・ミラーもどきのサンプルを作ってみたんですが(笑)、今回のサンプルのドラムはAppleLoopsの「Basic Rock Pattern」のループを使ってますが、音像や音質はかなり変えて作っています。こういう音はサイドチェインド・フィルター・ゲートで大枠を作って、その後EQやトランジェントを少々弄り、アンビエンスを少々付加させております。

ベースの方は薄く多相コーラスが掛かっておりますが、これはLogicProの「Ensemble」ですね。LFOスピードは4:5:6にしておりますが、比率的に一番低い次数部分だけを僅かにデチューンさせるともっとイイことがあるかもしれません(笑)。コツとしてはLFOスピードが最も速い方のFXの強度を弱くしていくというのがポインツとなるでしょうか(笑)。シリーズでブチ込むんじゃなくてパラで掛けてあげる、と。

「最後のプル連打は何?」と思われるかもしれませんが、ダグ・ウィンビッシュ風に32分のプル連打(人差し指&中指)は最後のケツ16分の所で鳴らすので、ループさせると決まるかなぁと思いまして(笑)。


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マーカス・ミラーのスラップ・ソロ「Bones Jive」 [ベース]

今回12月5日リリースのひとつに、ジョー・サンプルのソロ・アルバム「Spellbound」収録の「Bones Jive」を取り上げることに。

取り上げた部分はマーカス・ミラーのソロ部ですけどね(笑)。この曲は当時Live Under the Skyにおいても演奏された曲でもあるんでご存知の方は多いかと思います。

スラップ・ソロの部分で見ればこの曲の真骨頂は、1&2弦のハイポジションと4弦開放を組み合わせた音程差の広いスラップのフレージングがキモでしょうな。符割面では細かいコトはやっていませんけどね。

今回打ち込みに使ったのはとりあえずScarbee。従来からこの音源を使ったベースのフレーズで着うたリリースは目論んでおりましたが、それ以前にリリースしたい和声面で心惹き付けられるような曲を沢山リリースするのを優先して、ベースだけに酔うようなタイプの曲はなるべく自重して来たのがこれまでの制作裏舞台だったワケです(笑)。

打ち込みさえしておけば後でどうにでもなるくらいの感じでチョコマカと打ち込んでいて、あんまり手元に置きすぎてお蔵入りになるのも勿体ないのでリリースにこぎ着けた、というワケであります。

原曲のスラップ・ソロ部でのギターやシンセ&ピアノのバッキングはおそらくオーバー・ダブと思われるフレージングなんですが、E一発系だけでアンサンブルに乏しい24小節に手を施したかったんでしょうな。かといってリハーモナイズさせたような和声与えるとこれまたおかしくなりかねないので、11th音やらいわゆるsus4セブンス系で和声を中和させて場持たせしつつ、要所要所で進行感を出しているバッキングを重ねている、というワケですな。

一応原曲通りには作ったんですが、NIのFM7をレイヤーさせてみたり、KURZWEIL系のいわゆる「ノッペリ系」シンセパッドが欲しかったので、その辺りのパッド音は少々手をこまねいた部分でありましょうか。ある一部分でエグみのあるAbsynthのパッド音を1小節ほど用いていますので、ご興味のある方は探ってみてください。

原曲を聴けば今となってはやはり「ふた昔感」は否めませんが、でもですね、こーゆー音って着信音には意外と向くんです(笑)。ウチのお客さんではベースがフィーチャーされた曲の需要も比較的多いので、折角なので作ったというワケです。

とりあえず気付いてもらいたい部分は、この手のベース・ソロというと独りよがりでその間のパートは概ね手持ち無沙汰になりかねない。ソコを巧い事オブリ系フレーズで場持たせさせたバッキングの妙味という所が聴き所になるでしょう。左近治の作ったのがどうこうではなく、あくまでも原曲で(笑)。
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マーカスは弾かなかった「Rag Bag」 [ベース]

11月7日リリース曲の内のひとつ「Rag Bag」。

この曲はデイヴ・グルーシンのソロ・アルバム「Mountain Dance」収録の曲ですね。ベースはマーカス・ミラーであります。

いわゆるこの曲のコア・フレーズを本来なマーカス君がユニゾンで攻めて来てもよさそうなんですが、弾かないんですなぁ(笑)。

おそらくデイヴ・グルーシンもこのフレーズはマーカスに弾かせようと思って練ったフレーズだと思うんですね。その理由の根拠が、一連のフレーズの最低音は4弦レギュラーベースの4弦1フレット、最高音が4弦20フレットとなるんですね、巧いコト。

フェンダーのベースの音域を網羅したフレーズとなっているワケですが、所々細かい符割がマーカス君とソリが合わなかったのではないかと勘ぐっている左近治であります(笑)。

とゆーワケで、このフレーズはScarbeeのサンプル使って弾かせちまおうと画策(笑)。スラップで(笑)。バッキングはローズを使ってドラムとローズとのトリオ構成。

但し出だしはカリウタやデイヴ・ウェックル風な感じで入ってきますんで、キックとスプラッシュの絶妙なメリハリが着信音としてキャッチーに響いてくれるモノと思い、少々原曲を弄った、というワケです。

一連のコア・フレーズの尺は12秒程度なので短めのループとなっております。

尚、ベースの方にはうす〜いコーラスを掛けております。パラで。こちらはReaktorで作ったモノを使用。


ま、そんなワケで短めのループでベースの飛び道具的に鳴らしていただければな、と。
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TIMEシャワーに射たれて [ベース]

ちょっと前にもスラップ・ベースに関する話題を出した時に、久保田利伸の「TIMEシャワーに射たれて」のスラップ・リフについて述べたことがありましたが、折角なので作ってしまったという左近治。10月最後のリリースですね。

まだこの時代はJ-POPなどというコトバは世に存在していない時代(笑)。当時、私は久保田利伸こそは知ってはいても、それは友人宅でたまたま聴いたりする程度くらいのものでありまして、知識はほとんど無かったモノでありました。

で、当時私の後輩にベースを教えていたことがあったんですが、その後輩が私の下へ持ってきたCDにこの曲が収録されていて、彼曰く「微妙なグルーヴ(音価)が掴めない」という所からこの曲との出会いが始まったワケでした。

う〜む、確かに後輩の弾くベースの音こそは捕らえている。でも何かが違う。それこそ原曲の符割とはチョット違うワケですな。

どこがどう違うのかというと「ペッケペ〜ン♪」という、F音-->E音と下降する所の符割。

「ペッケペ〜ン」の最初の「ペ」は2拍目ですが1拍6連のケツ、「ッ」は3拍目アタマで左手ミュート、「ケ」は僅かにモタり気味の3拍目の半拍3連の真ん中の部分、「ペ〜ン」は3拍目・半拍3連ケツbutかなりモタらせて、極力3拍目8分ウラに近いくらいモタらせる、と。

6連を体得できていなかった彼はこのフレーズを16分と解釈してプル連続して弾いていたワケですが、当時左近治はそういう結論を導いて、彼のタイム感のクセを矯正させて、マーカス・ミラーの「ツックペツッペ!」よりも遥かに難しいタイム感をその後6連符はおろか32分音符もラクに身に付けるようになったというコトでした。めでたしめでたし(笑)。

もちろん今回の打ち込みは、このように打ち込んでおります。とはいえ「TIMEシャワーに射たれて」は後年においても色々な演奏を聴くことができましたが、原曲リフの音価ではなく弾かれているベースばかり耳にしたような記憶があります。

まあ、その符割をマスターするにも紆余曲折がありましてですね、彼の場合は勝手にプルを16分連打と思い込んでいたコトもありまして(多分、久保田利伸の他の曲でそういう曲があったからだと思われます)、16分連打プルを奇麗に続けて出そうとするあまり、フレーズがうまく弾けるところと弾けない所があったんですね。音の整えを強く意識してしまうあまり、リズムがヨタる、と。

しかも本人に訊けば「16分音符より細かい符割は弾けないんです(当時)」と宣う始末(笑)。

いやぁ〜、いくら16分音符より細かいの弾けねーっつったって、いくらなんでも16分音符をとりあえずは弾けるようになってんなら2拍9連くらい弾けんべよ!

と思い立って、左近治は徹底的に2拍9連の音価を覚えさせるコトに(笑)。

まずファースト・ステップは、プル -> サム -> サムという3つの組み合わせを6回、これで1小節。プルは2拍3連のアクセントですね。これをbpm100〜150まで弾かせる。

次のステップは、プル -> 左手ミュート -> サムを同じく2拍9連に乗せる、と。

これらを1日でマスターした彼に、次に1拍6連の4フィギュア、つまり6連に4つ周期の音を乗せる、と。これもアタマのアクセントは2拍3連になるワケで、手順は次の通り。

プル -> 左手ミュート -> サム -> サム


コレには多少手をこまねいていましたが、2拍3連のアクセントという側面から1拍6連をマスターさせた方がコイツには利くな、と配慮した左近治だったのであります(笑)。

彼がじきにそれをマスターできた時にはごく自然に細かい符割の感覚を身に付けたというワケであります。チョット前には16分音符より細かい音は弾けないと言っていたのがいつの間にか弾けているワケですね。誰にでもあてはまるエクササイズでもないでしょうが、いわゆる「音節ブッタ斬り」タイプのような、如何にも日本人的なリズムの追い方を払拭させねーとコイツにゃあムリだべ、と当時の左近治は思ったので、こういう風に手を施したんですな。こういう感覚を掴むコトで、32分音符の6つ周期、つまり半拍半のアクセントで32分連打させるコトも可能となるワケですね。

この後は左手と右手のシングルストロークで、左手ミュート -> サムの手順連打で1拍6連をやらせた、と(笑)。で、最後の課題がLevel42の「Love Games」のベースソロ。時が経過すると私が「Love Games」弾くよりも巧くなっておりました(笑)。

私としては、彼に与えた助言が当時の彼にドンピシャとハマっていたのが嬉しかったんですなあ。もちろん教えた当人としても後輩に抜かれるワケにゃあいかねえとは思ってはいたものですけどね。互いに切磋琢磨できればイイものですよ、これもまた。


今回含めて、最近「TIMEシャワーに射たれて」を話題にした理由というのはですね、その彼と先日話をしている時に私がひょんなコトから「いまどきンペンペはねーだろ、ンペンペはぁ」とボヤいていたらですね

「オレ、あの楽譜まだ持ってるんですよ」


「あの楽譜」だけで理解し合える我々。


そうでしたなー。「Love Games」のベース・ソロ部分彼のために採譜してあげたんですなあ。どの音がどういう手順かも加筆して。

自分が手なりにしたフレーズをあらためて譜面に起こすと気付かされる音の重要性というものは当時から認識していましたが、浄書に苦を伴わなかった理由のひとつに、彼への助言をキッカケに彼のターニング・ポイントを見届けることができて、それを機にメキメキ腕を上げていった姿を目の当たりにして嬉しかったのもあったんですなあ。

20年以上も時が経過しているはずなのに「あの楽譜」を持っていてくれていた事に、小生初めて後輩の前で目頭熱くなりました(笑)。当時に20年以上も経過したベースなら「ヴィンテージ」と既に言われていた時代ですぜ(笑)。たった5文字の言葉で理解し合え、当時のことが今の事のように記憶を蘇らせることにあらためて驚きながら。

「ンペンペ愚弄しないでくださいよ〜」とは言っていませんでしたが、彼の心にはそういう言葉が秘められているような気がしたんですな。それが印象深くついつい話題にしていたというワケであります。


自分の好きな曲だけを手当たり次第リリースしているのではない、こういう裏話みたいなモノを察していただければな、と(笑)。
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Muted Bassにみる第2部分音 [ベース]

ココ最近左近治は、ウォルター・ベッカーの「Circus Money」リリースを機にそのアルバム収録曲やら前作の「11の心象」の作品を手掛けているワケでありますが、ベッカーのベースとなると特徴的なのはミューテッド・ベース。

ベッカー本人が使用しているのはサドウスキーのJBモドキでありますが、今回の話題はサドウスキーだろうが他であろうが共通したモノではあるんですが結論から言うと、ミューテッド・ベースの音は第2部分音が顕著に響くことであるので、それを今回の話題にしようかな、と。

第2部分音。すなわち自然倍音列で言うところの第2次倍音のコトですな。部分音とは非整数次の成分が楽音に含まれた場合においてもそれを「部分音」とも呼びますが、今回は第2次倍音と部分音は同じコトです。

ベースの弦をミュートすれば高次倍音は鋭く減衰を速め、弦振動そのものと共鳴する振動が際立つ(これ自体減衰は速いですが)ようになります。すなわち、通常の弾き方では高次倍音にマスキングされていたような倍音が際立ってきます。

チャップマン・スティックはそれそのものがミュートではないものの(離弦時は強制的にミュートした方がより良い音を出すためにミュートがナット側に付いてはいますが)、弦振動の与え方がタッピングのためか、弦振動そのものに追従しやすい倍音構造になるのか偶数次倍音、特に第2部分音が顕著になるため、低い音域にも関わらずオクターブ上の倍音がクッキリと現れるので音程感が実に豊かなのであります。

ミューテッド・ベースにもこういう特徴があるワケですが、ピッキングする側が指だと第2部分音はそれほど顕著には鳴りません。ピック弾きでなおかつピックをヒットするような感覚ではなく、あてがう感じのピック弾き。これこそが第2部分音を顕著にさせるワケですな。

ベッカーのベースをひとたび聴けば、その部分音をキレイに出すためのミュート加減やらピッキング加減の絶妙さがお判りいただけるかと思うんですが、音数を競うタイプのベースでもありませんし地味に徹しているのでその凄さはあまり伝わらないかもしれないんですが、音質のコントロール具合やら音選びが非常に絶妙なんですな。これは「11の心象」や「サーカス・マネー」共通しているコトです。

また、ベッカーがエレベを用いずにドナルド・フェイゲンのソロ・アルバム「カマキリアド」収録の「Tomorrow's Girls」のようにDXベースを用いている曲もありますが、その音質はやはり第2部分音が際立つ音を選別して用いているコトが判ると思います。そうすることでベースの際立ちと、ハーモニーを構成する上で常人なら選びそうもないような音を彩りに使っている様を理解しやすくなるというメリットがあって、聴衆に向けての配慮があるワケですが、ベッカーのこういう配慮というのは大半の人の間では蔑ろにされていたのが現実だったんですな(笑)。

ま、ベッカーのベースのフレージングはおろかコード・プログレッションには「Medical Science」をリリースする時にでもあらためて驚いてほしい部分でもあるんですが、こんなにスゴイ方を楽理の「が」も知らぬような輩がよくもまあ批判を繰り広げているモンだと思うと情けなくなってきますな(笑)。

数年前のホール&オーツの日本公演ですら、まともに声出てたのはオーツの方ですし(笑)、オーツのギターだってかなりツボを得たフレージングだったんですが、観客の大半はダリル・ホール目当ての女性客でしょ(笑)。

よもやスティーリー・ダンにすらフェイゲンありき、という偏狭的なファンがいるのだから悲しいモノですな。ベッカーの唄がヘタだの毒付く愚かな輩には、「Medical Science」のバッキング・コードで「あのまんま」のメロディてめえでさえずってみろ、と言いたくなるんですな(笑)。よほどの音感備えていなけりゃあんなメロディ口ずさむどころか浮かばねぇってモンよ(笑)。

とりあえず、アルバム「Circus Money」の魅力に気付かれた方は「11の心象」を聴くのもイイんですが、楽理面で追究したい人ならガレスピーやバド・パウエルというジャズ畑が参考になるのは勿論ですが、ミルトン・ナシメントをトコトン聴いてみてほしいんですな。

ああいう叙情的に引っ張る世界とモード・チェンジを巧み行う術。それをロック的なアンサンブルのアプローチで「聴かせる」となると、とたんにサステインがふんだんに利いたアンサンブルだとせっかくの第2部分音が顕著になったベース音ですら活かされきれない。となるともっとシンプルにカッコよく響かせるとなると、ダブの世界観やらレゲエ(どちらかというとベッカーのそれはレゲエというよりもスカ系の嗜好性があるように思えますが)に寄り添うことになったのではないかと推察します。

ステレオタイピックな人だと「レゲエ」なんて拒否反応起こしている人も実際にはおりますが、レゲエの持つ覚醒的な酩酊感を誘う「強拍のボカシ」を念頭においてハーモニーを追うと、これまた非常に酔える感覚があるんですが、これを知らないジャズ畑だけの人とか、ダブの良さが判らなかったり、或いはピンク・フロイドを聴いても彼らがなぜ日常的な雑踏や牧歌的なフレーズを導入して卒倒感やバッド・トリップを誘うような演出を施すのかを理解できれば、レゲエの覚醒的な作用はシラフでもお判りいただけるようになると思います(笑)。

昨年の10月に私がアジムスの「Outubro」をリリースした背景も、音楽的にこーゆー題材で引っ張って行きたいという思いでそれをきっかけに坂本龍一関連やらと、共通するテーマとなる曲をリリースして、ベッカーの2ndアルバム「Circus Money」が期待通りだったので、楽理面に関してこういう流れで述べてきているのだということをあらためてご理解していただければと思います。

狂犬病患者に光を見せたり、バッド・トリップ陥っている薬物中毒者にサイレンの音聴かせたり(笑)、大麻吸っている輩にファンタジア見せたりとか、それらの、今にも気がおかしくなりそうな人をもハーモニーの酩酊感にひとたびいざなえる感覚を、薬物無しで和声に酔えるようにさせてくれる術があるワケで、そのオイシイ聴き方を理解していただければと思うんですなあ。

「Medical Science」のサビ部で3度を使ってサイレンっぽいSEをギターで弾いている部分がありますが、あのドップラー効果のような演出も、実はとっても理にかなったモノでして、ギター初心者がサイレン覚えたような勢いだけでドップラー効果的なことでアーム・ダウンしたような演出とは全く違うモノであります。いずれ詳しく解説しますけどね(笑)。

私の周囲でも当時は「子供ダマシみてぇなフレーズ弾いてんじゃねーよ」とまで言われて、そりゃヒドイもんでした。おまえの耳がヒドイのに(笑)。当時のアホな私の知人談。

ま、長い文章で読みづらい私のブログ。音楽にはチトうるさく語りたくなってしまうんでご容赦を。
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Fender Jazz Bass [ベース]

ジャズベというのは大別して2種類ありますね。いわゆる60年代モノとマーカス・ミラーに代表される70年代後期タイプ。プリCBSのブロック・インレイで4点止めネックジョイントという68〜73年くらいのものもあったりしますが、こちらは70年タイプと形容して差し支えないでしょう。

というのもリア・ピックアップのマウント位置が違うという所がポイント。いわゆるマーカス・ミラー・サウンドを得たい場合は、リア・ピックアップ位置はよりブリッジ側の70年タイプでしか出せませんし、60年代モノで同じEQセッティングをしても細くなってしまうんですな。

でもウィル・リーがジャズベを使っている時など、60年代モノであっても結構コシがあって70年代モノに近いサウンドにしていたりと色んな妙味があるんですが、そもそもウィル・リーはレギュラー・ゲージ(=.045〜.105)は使わず、ディーン・マークレイのMediumゲージを使っていたと思います(今は違うでしょうが)。確かG弦は.048だったと思います。

奇しくも80年代前期のマーカス・ミラーもディーン・マークレイのHALF&HALFのMedium Heavyゲージを使っていて、このハーフ&ハーフの特徴は、12フレットよりローポジ側がハーフ・ワウンドという、フレットの当たりの粘りを出しつつ、フィンガリング・ノイズを低減させる狙いのある弦だったワケですね。

このミディアム・ヘヴィというゲージも実はレギュラー・ゲージよりかは幾分1弦は太く、.046なんですね。確か3弦が僅かに細かったような記憶があるんですがそこまでは覚えておりません(笑)。

60年代モノで太いゲージを張ると、粘りが出てきて、後にEQでカットしても有り余るくらいの中音域成分が出てくるんですね。これを逆手に取って、少々レギュラー・ゲージでツヤやかでややドンシャリな音になってしまう音を、コシのあるスラップに変えてくれるというワケですね。

まあ1弦プルの音はややファットな感じにもなりますが、レギュラー・ゲージの1弦プル音だとダイナミクスに応じた音ではなく、ほぼ一定の音質を保つワケですが、太い弦を張ってくると、ダイナミクスに応じた音質変化がワイドになってやや弱めに弾いてもコシとツヤが出てくれるんですね。

あまりに太いゲージだと低音弦が飽和した感じになってくるでしょうから、当時のウィル・リーはそういう所も考慮して、丁度中間的なゲージを選択して活用していたのかもしれません。

とはいえ、最近の音楽だとレコーディング環境の変化や音のクオリティもアップして方法論の変化が浸透してそれまでのアナログ時代とは違う方向性が出てきたお陰なのか、それまでの旧時代にもてはやされたようなジャズベの音よりもプレベのいやらしいくらいの粘りのある音の方がアンサンブルの中で生きてくるように感じるんですね。こういう風に感じているのは私だけではないからこそジャズベ一辺倒の時代からスティングレイへと変遷を経て、プレベがにわかに注目されつつあるのではないかと思っております。

ちょっと前くらいなら、プレベ1本売れるのに対してジャズベは50本売れるような、楽器店レベルで見ればそのくらいプレベというのは当時は売れなかったと思いますが、スラップがポピュラーシーンで姿を消してからはジャズベだとリアのワンピックアップで音を得たとしても相殺されてしまう音成分が多いのか、徐々にスティングレイなどがもてはやされるようになり、ジャズベよりもスティングレイが売れる時代に移行して、それが今ではプレベが注目される時代になったワケですから時代は変わるモノであります。

いわゆるサチュレーションを得る程度の歪みを付加させても、ジャズベだと低音が「死ぬ」んですが、プレベだと残ってくれる音があるんですな。もちろんジャズベでも太いゲージ張ってなら多少残ってくれますけどね(笑)。ただジャズベというのは高域成分に音が伸びていくような特徴があるのか、なかなかオイシイ中域に残ってくれないというのもあって実は使いづらいベースだったのだなあと今では思ってしまいます(笑)。

まあ、相殺する音がある分、フィンガリング・ノイズやタッチ・ノイズを軽減してくれるワケで初心者でもソツなく音を出せるような使いやすい音ではあるんですけどね。

とはいえ、ジョン・ポール・ジョーンズのような音にだけはしたくはありませんが(笑)。あの人はアンサンブル重視で音程重視のプレイヤーのためか、不必要とも思えるような他のベースが出すようなイヤラシイ低音弦のグリッサンドとか多用しないためか、低音弦のサステインが死んだような音になってしまっていて弦振動自体がどんなに新品の弦張っても鳴ってくれないような音になっちゃってるんですな(笑)。おそらくそれを克服するためにサステインを稼ごうとして弦高も高めにしているような感じだとは思うんですが、私はどうもジョン・ポール・ジョーンズの音だけは好きになれないんですなあ。

まあスティックも使ったりするし、参考になる人ではあるんですがベース・サウンドそのものは好きではありません(笑)。あと、もしかすると手の汗を非常にかくタイプなのかもしれませんね(笑)。弦すぐ死んじゃいますからね(笑)。「移民の歌」のベースなどポコポコしてるだけで聴いてるだけでもどかしくなってしまいます(笑)。あまりにサステインが死んでるんで。

サステインを極力活かせば音も気持ちよいものであります。
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