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ジャズ・コード表記体系のジレンマ──ジャズ/ブルースの6度 [楽理]

 所謂バークリー・メソッドたる方面にて整備されたコード表記の体系というのを鑑みた時、それらは四和音、五和音、六和音……という風に、副和音以外では13度音まで積まれた属十三の和音を見たりする事もあるでしょうし、副十三の和音をバークリー体系で見る事があるのは少ない事であるでしょう。


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ジャズ/ブルースの6度 [楽理]

 ジャズ/ポピュラー音楽界隈にて用いられる和音表記の体系はバークリーの体系だというのは広く知られる所であります。無論、こうした体系化に関わった人達にまで目を向けるとなると、和音(=chord)表記から得られる直喩的な響きとは距離を置く知識となってしまう事もあり、直喩的である「音」を求める人からすると学識的な側面が理解を遠ざけてしまう事など往々にしてある物ですが、そうした側面を成る可くスポイルさせない為にも今回あらためてそうした側面の理解の重要性を語って行き乍ら話題を進めて行こうかと思います。


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ピコ太郎さん、次は5連符と微分音 [楽理]

 2017年初のブログ投稿となる訳ですが、前回の投稿はなんと2016年12月度は1度もブログをアップしておらず、私としては非常に珍しい情況であります(笑)。とはいえ私の方では今回のブログ記事とは別の記事を粛々と制作している物ですから、自分自身ではブログ投稿が久しぶりという感は抱いてはいないのが正直な所です。その書き続けているブログも是亦長い物になりそうなので、関連動画となるものはブログ記事アップに先んじてYouTubeには投稿をしているという現状であります。

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(後編)坂本龍一の演奏に見られるポリ・メトリックとノート・イネガル考察 [楽理]

(承前) 結論から言えば先の「Elastic Dummy」の当該部分というのは、8分音符のリズムを感じ乍らそれに飲まれない様に1拍5連を刻むリズムで奏する、というのが最大のポイントなのです。故に、その「飲み込まれない」為の重し付けとして、上声部と下声部に分けた音符で表わした訳なのですが、その辺りは順に説明して行きますのでご容赦を。


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(前編)坂本龍一の演奏に見られるポリ・メトリックとノート・イネガル考察 [楽理]

 先日私がYouTubeにアップロードした動画は、坂本龍一がシンセを弾く「Elastic Dummy」のソロ部分の抜粋を譜例と併せて披露していた物でありまして、本曲オリジナルは高橋ユキヒロ(カタカナ時代)の1stソロ・アルバム『Saravah!』収録の物からの模倣であります。1978年発売のアルバムであり乍ら今猶色褪せる事の無い充実した和声感を堪能できる物でありますが、そんな坂本龍一の《プレYMO》時代とも呼べるもう一つの節目である、りりィ&バイバイ・セッション・バンドというのもある物ですが、つい先日りりィが肺ガンで逝去したというニュースが飛び込んで来たのは記憶に新しい所であります。



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ピコ太郎 [PPAP] 楽理的考察 [楽理]

 古坂大魔王扮するピコ太郎の「Pen-Pineapple-Apple-Pen (PPAP)」が巷間を賑わせておりますが、予想の遥か上を行く形容し難い程に奇異、全人類から見てもナンセンスに映るそれに、果てしなき笑いの輻射を感じてしまう私はついつい気に入ってしまったクチであります。ここで私が取上げるならば矢張り音楽面から語らないと、単に私がお笑いの世界からの方面から語っても何の意味も持ちませんので、楽曲面に於ける特徴などをこの機会に語っておこうと企図した次第であります。
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コード表記の陥穽 [楽理]

 先日Twitterのタイムライン上にて大変面白いやり取りを見掛けたのでありましたが、それは次の様な物でした。

〈Caugが「Caug/G♯」という5th音を分母としている時のそれはG♯augと同じである〉という「誤謬」を見て大層私は驚いてしまい、そんな全くの他人のやり取りを、私は非公式リツイートであろうとも誤謬を正したいがあまりについつい容喙してしまった訳ですが、まあ、Caugという増三和音の5th音(=増五度)を下位にした時、それが分数コードであろうが第二転回形であろうとどちらでも構いませんが、その形が「G♯aug」と同等であると解釈してしまう様では世も末だなあ、とつくづく感じたモノでありました。


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マルセル・ビッチュの和音体系を拝戴する [楽理]

 ジャズ/ポピュラー音楽界隈にて用いられている「大前提」とも謂えるコード表記の体系という物は、バークリー系統をメイン・ストリームとする物であり、我々はそれを知らず識らずの内に体系を覚え使用しているというのが実際です。その体系の出自など全く識らずに使用している人の方が遥かに多い事でありましょう。


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コード・サフィックス等の表記に伴う私感 [楽理]

 扨て、前回は所謂分数コードやオン・コード(onコード)という物がどのようにして生じたのか!? という側面を論じたのでありますが、コードという、和音を簡便的に表わす流儀に対してあまりに頭でっかちになってしまってもいけないという事を語っておかなくてはなりません。とはいえ今回は、「言葉」から音楽を最大限に読み取ってもらいたいという私の思いから、図版は敢えて用意しなかったのでご容赦願います。


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Ⅲ→Ⅵ→Ⅱ→Ⅴ→Ⅰ(サンロクニーゴーイチ) [楽理]

 扨て今回は、あらためて先のドリアン・トータルを用いた13度和音の活用や、それに伴うノン・ダイアトニックの音脈の活用(闖入)という諸点を分析する事にしましょう。其処にはジャズがどのようにして和音を「変化」させて活用していったのか!? という歴史に倣って分析する事になりますが、特段難しい分析となる訳ではないので先ずはジャズという立ち居振る舞いから見た「調性」という側面をあらためて踏まえ乍ら、和音の「代理」という事についてもあらためて重視しなくてはならない側面があるので、その辺りを詳悉に語って行こうかと思います。


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